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★痛い所だけを見ることはしません。
カラダ全体へのアプローチによりバランスを整えた上で、重要個所の調整をします。 |
関節や筋肉に負担のかからない楽な位置の状態、すなわち“治めるところに治める”ことにより脳の感度は高まり良くなるる方向付けに向かうのです。 |
遠藤整体院 主な手技の紹介 |
遠藤整体院 手技の紹介
遠藤整体院の整体手技をご紹介します。
オステオパシーの理論や各種テクニックについて解説しています。 |
土浦市 遠藤整体院 来院エリア |
茨城県土浦市 遠藤整体院 オステオパシー研究所には、土浦市以外にも茨城県を中心の他の市町村、時には県外からも来院される方がいます。来院される方がお住まいのエリアは。茨城県土浦市を中心に、つくば市、阿見町、石岡市、牛久市、かすみがうら市、水戸市、下妻市、筑西市、つくばみらい市、小美玉市、常総市、日立市、取手市、桜川市、竜ヶ崎市、那珂市、稲敷市、鉾田市、神栖市、常陸太田市、坂東氏、古河市、行方市、笠間市、常陸大宮市、ひたちなか市、守谷市、高萩市、潮来市、福島県いわき市、勿来市、千葉県成田市、千葉市、埼玉県川越市などからご来院いただいています。
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遠藤整体院の施術テクニック
マッスル・エネルギー・テクニック(M.E.T)とは、人間の持っている筋肉のエネルギーを利用して筋肉の緩和を行い、それに掛る椎骨の矯正を行うという施術法です。
方法としては、調整対象となる筋肉に対して術者と患者で押し合うというような形をとります。
療法として簡便であっけないといった感じを受ける向きもありますが、応用範囲も広く使い方によってはカウンターストレインテクニックと勝るとも劣らない療法です。
自己調整にも向いているので家庭療法にも取り入れれば大きな効果が期待できるでしょう。
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茨城県土浦市の整体院をお探しのあなたへ |
「マッスル・エネルギー・テクニック」は、オステオパシー療法の中で広く用いられてるテクニックです。
どちらかというと、このテクニックのほうが椎骨矯正や筋肉緩和操作としてはアメリカでは主流となっています。
それはなぜかというと、このテクニックは非常に簡便で、しかも短時間に矯正できるという利点があるからです。
しかも、その中でも特に簡便なものに関しては自分自身でできるようなものもあるからです。
その方法を、例として上げてみましょう。
これは、慢性的な症状に対する方法になります。
例えば、頸が右に傾けにくい、右に傾けると痛いという場合の方法を上げてみましょう。
1、まず、頸を10度くらい傾けます。そして手で頸が動かないように支え、その手と頸で押し合うようにして均衡を保ちます。
その際、頸の力は50%程度です。
そうやって頸と手で押し合うこと約3秒。
2、その後、頸をまっすぐに戻してリラックスします。
そのリラックスする時間は約5秒。
3、1、2を終了した段階で、傾けにくかった頸がだいぶ傾けられるようになっているはずです。
今度は、もう少し頸を深く傾けることになります。
約20度ほど傾けた状態からまた再び「押し合い」をするわけですが、これが少し時間が伸びて、約5秒。
また元に戻してリラックスすること、約7秒。
4、この時点では、30度から40度くらい頸が曲がるようになっていることでしょう。
今度はさらに、痛くないところまで傾けて約7秒、再び「押し合い」をします。
そして元に戻して約10秒リラックスします。
これでかなり楽に頸が曲がるようになっているはずです。
頸が回りにくいという場合も同様です。
前途したようなやり方と同様に繰り返していくことによって、次第に回るようになっていきます。
こうしたエクササイズで、押し合った後にリラックスするということは、非常に重要なことです。
例えば3秒押し合ったならば、必ずそれよりも長めの5秒から7秒といったリラクゼーションをとるようにします。
例えば、腰筋とか背筋(仙棘筋・最長筋・腸肋筋)などが痛い場合にも用いることができます。
これらの痛みは、前屈して痛い場合と背屈して痛い場合がありますので、どちらが痛いか調べてみて、痛い方が分かったらそちらの方向へ軽く曲げながら、同様の操作を行います。
ただ、この場合ひとりだと頸のように自分の手で「押し合い」することはできませんから、ただ単に曲げるだけで構いません。
曲げて痛むところまで曲げて、数秒その状態を保ち、その後もとに戻って数秒リラックスするのです。
その時間に関しては、頸の場合と同様に最初は、曲げて3秒、戻して5秒リラックス。次に曲げて5秒、戻して7秒リラックス。次に曲げて7秒、戻して10秒リラックス。というふうになります。
ひとつ、注意しなければいけないことがあります。
それは、その痛みが急性のものか、慢性のものなのか判断しなければ処置を誤るということです。
今までのやりかたは、すべて慢性の場合に限ります。
急性の場合なら、また違う処置をすることになりますから、その判断は慎重に行う必要があります。
例えば、寝違いで頸を痛めたとかギックリ腰で腰を痛めたとかいう場合、3日くらいでだいたい自然解消してきます。
ところが3日経っても同じくらい痛みがあるとか、さらにそれまで以上に痛くなってきたという場合、それは慢性に移行したと考えていいでしょう。
だいぶ前から調子が悪い、あるいは少し痛かったのが、ここにきてすごく痛むようになってきたというような場合も、慢性と思っていいです。
それまでは全く正常で何ともなかったのがいきなり何かの拍子で突然痛くなったというのは、急性と考えていいです。
痛めた筋肉に収縮を与えると、余計に痛くなります。
ですから、痛めた筋肉とは反対側の筋肉「拮抗筋」に、同様の操作をします。
反対側の筋肉に緊張を与え、両方のバランスをとるわけです。
そうすることによって両方の筋肉が少しずつ緩和していき、緊張状態が解けていくのです。
これが急性の場合のやりかたです。
やり方そのものは変わりませんが、治療を施す筋肉が反対側の筋肉になるのです。
筋肉が痛むというのは、筋肉が拘縮しているために起きてきます。
この拘縮をとるにはどうするかというと、その拘縮を起こしている筋肉をもう一度さらに拘縮させるのです。
そうやって拘縮した筋肉に刺激を与え、その後にリラクゼーション(休ませる)を与えると拘縮した筋肉は活性化され、筋肉自身が持っているエネルギーが十分に働きだし自発的に拘縮から解放されるというわけです。
運動をしない、体を動かさない、筋肉を使わないでいると筋肉は拘縮していきますが、これはマッスル・エネルギー・テクニックとは逆の原理によるものです。
適度な運動がどれほど体に大切かが分かるとおもいます。
このテクニックは若い筋肉には素晴らしい効果を発揮しますが。
弱った筋肉、老化によって衰えた筋肉には即座に効果を発揮するのは難しいです。
こうした筋肉に対しては、リハビリ的に何度も行うと思ったほうがいいでしょう。
ただ、1日に何度も繰り返しやってみてもそれほど効果が上がるものではなく、せいぜい1日に2セットくらいまでが限度のようです。
アメリカでは、このマッスル・エネルギー・テクニックがオステオパシーの主流になってきています。
というのは、医学的根拠がしっかりしている、短時間で治療ができるという理由からです。
アメリカでは、オステオパシーといえば、手術も投薬もできる専門医師が使用する技術で、その医師は「ドクター・オブ・オステオパシー」と呼ばれています。
病院となれば多くの患者が訪れてきますので、医師としては、できるだけ自身の負担も少なく短時間ですむ技術が好まれるのは当然のことなのでしょう。
なるほど、日本でのオステオパシーといえば、医療としては認知されておらず我々、整体師が扱う民間療法として伝えられています。
ですので日本の一般の外科、整形外科などでは、これとほぼ似たようなP・N・Fという技法が取り入れられています。
私は、使い方次第では、オステオパシーのこのマッスル・エネルギー・テクニックのほうが広範囲に応用できて効果が大きいように思います。
マッスル、つまり筋肉という名称がありますので、どうしても筋肉が治療の対象になっているかのように思われがちですが、椎骨ひとつひとつの矯正も可能です。
もちろん、全てにおいて万能な療法などは存在しません。
このテクニックは、単一の筋肉においては簡単でなおかつ効果が期待できます。
しかし椎骨矯正となると、その椎骨を変位させている複数の筋肉に対して正確に力を加えなければなりませんので、より確かな知識と熟練した技術が必要となってきます。
また、患者さんの協力も必要で、複雑な動きになると患者さん自身の動き方を理解してもらうのに困難が生じる場合もあります。
そう考えると
椎骨矯正に関しては、やはりカウンターストレイン・テクニックのほうが、より確実に施せるように思います。
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